歯石って何?
歯石は約80%が無機質、残りの約20%が有機質と水からできています。有機質の成分はほとんどが細菌の死がいです。つまりプラーク(汚れ)中の細菌がなければ歯石は形成されません。
歯石ができる最初のステップは、プラーク中の細菌が歯とくっつくことです。歯にくっついた細菌は2週間くらいのうちに死んで石灰化(固まってしまう)します。
石灰化した細菌どうしがくっついて、歯石のコア(芯)になります。そのコアにまた別の細菌がくっついて、歯石は少しづつ大きくなっていくのです。
つまり、プラークだけでなく歯石を作らせないためにも、ブラッシングなどの清掃が大切です。
副院長 梅津幹也
2020年06月26日 08:30