汐見台歯科医院(公式サイト)

宮城県七ヶ浜町で約40年。歯周病治療と感染予防の充実、患者様に寄り添う歯科医院。

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歯ブラシを動かす力が強い?

歯ブラシをしている時どのくらい力が入っているか意識したことはあるでしょうか?

ほとんどの方は意識したことはないと思います。

磨き残しが多かったり、知覚過敏の症状がある方は力が強すぎる可能性があります。

歯ブラシの適正な力の強さは、ふつうのかたさの歯ブラシを使用している場合は毛先が少し曲がる程度で十分です。
半分以上曲がってしまう場合は力が強すぎます。


歯ブラシはほうきで掃くイメージが必要です。力が強すぎるとタワシでゴシゴシ掃除するイメージに近いです。
つまり、歯ブラシの毛先は上手く使えず、細かなところの掃除が難しいのです。

また、市販の歯磨き粉の多くには汚れを落とすために研磨剤が入っているため、力が強すぎる場合は歯が少しずつ削れていってしまう可能性があります。

一度鏡の前で前歯に歯ブラシを当ててみて力の加減を確認してみましょう!

副院長 梅津幹也
2021年04月26日 08:30

やっぱり大事なのはセルフケア

お口の健康を保つのは歯医者さんではなく、患者さんご自身です。

なぜなら、毎日歯医者に行ってメンテナンスするのは非現実的なので、ご自身での歯磨きがとても重要になってくるからです。
毎日の歯磨きで汚れをしっかり取り除き、歯周病菌の量を減らせれば、菌も悪さできません。

特に注意したいのは、1日に最低1回は歯ブラシやフロス、歯間ブラシを使って、時間をかけて歯磨きをして、しっかりと汚れを落としましょう。
*就寝中は菌が増殖しやすいため、就寝前がオススメです
*1日以上歯ブラシをしない場合、菌が増えるため歯ぐきに炎症が起きることが研究でわかっています。


副院長 梅津幹也
2021年04月22日 08:30

歯ブラシすると、歯ぐきから出血してくるのですが、、、

歯磨きをして、歯ぐきから出血することがあります。
歯磨きで汚れ(プラーク)を100%落としきれる人はほとんどいません。磨き残すところは毎回同じなことが多いので、365日磨けてないところがあるということになります。

磨き残された汚れの中にいる細菌は毒性を高めていき、歯ぐきに炎症が生じ、出血が始まります。
ここで歯ブラシをやめてしまうと磨き残しが増えて、炎症は悪化し、さらに出血が増えてしまいます。

つまり、歯磨きで出血がある場合は、歯ぐきに炎症がある証拠なので自己流で対処するよりも、歯科医院にて一度みてもらったほうが良いでしょう。

副院長 梅津幹也
2021年03月29日 08:30

歯磨き粉はいつ使う?

フッ化物(フッ素)が配合された歯磨き粉は、より長時間口腔内に保持することがむし歯の予防に重要です。

歯磨き粉を使って歯ブラシをしている時が最も唾液中にフッ化物が多く、歯ブラシ後のうがいや唾液の流失などで、どんどん減少していきます。

そのため歯磨き粉はより使用回数を増やした方が有効です。また寝ている時は唾液の流失量が少ないので口腔内に長時間フッ化物が維持されやすくなるため、就寝前に使用すればさらに効果的です。

副院長 梅津幹也
2021年01月18日 08:30

歯磨き粉に含まれるフッ素について

世界中の多くの国において販売されている歯磨き粉の約 90%以上にフッ素(フッ化物)が配合されており、むし歯予防の効果が認められています。
 

2017 年3月17日より上限 1,500ppm(0.15%)のフッ化物を配合する歯磨き粉が厚生労働省より認可されました。その理由として 1,500ppm が国際基準になっており、フッ素濃度が高い方がむし歯予防効果は高く、指示されている使用量を守れば安全であることが科学的に証明されているからです。


しかし、6 歳未満の子どもには 1,000ppm 以上の高濃度のフッ化物配合歯磨き粉の使用は控えることが厚生労働省から通知されています。
具体的には
6ヶ月〜2歳:500ppm
3〜5歳:500ppm
6~14歳:1000ppm
15歳以上:1000〜1500ppm
が推奨され、就寝前の使用がより効果的です。

 

歯磨き粉を使用して歯を磨いた後は、少量の水ですすぎ、その水を吐き出しますが、うがいができない、誤って飲み込んでしまう可能性がある低年齢の子供に関しては、特に使用量に配慮しましょう。 


図1

参考文献
日本口腔衛生学会フッ化物応用委員会編:う蝕予防の実際 フッ化物局所 応用実施マニュアル,社会保険研究所,2017  

副院長 梅津幹也

2021年01月12日 08:30

歯磨きはなぜ大事?

歯医者に行くと毎回、『もう少し歯磨き頑張ってください』と言われているかもしれません。

これには理由があります。
 
歯周病の原因は細菌でした。つまりこの細菌を歯磨きで汚れを落として退治すれば良いのです。

汚れは歯の付け根、そして歯と歯の間に溜まります。そして細菌は下のほうに向けて侵入していきます。

つまり歯ブラシで歯と歯茎の隙間に入り込む前に細菌を除去するのが効率的です。

歯科医院には毎日来てもらう訳にはいかないので、自宅での歯磨きが大事になってきます。

歯科医院でのメンテナンスは、磨き残しがないか?もしくはどうしても汚れが溜まりやすい部分をしっかりと清掃し、患者様と一緒に確認していくものです。

副院長 梅津幹也
 
2020年11月30日 08:30

歯ブラシVS電動歯ブラシ

超音波歯ブラシ(ソニッケア)か普通の歯ブラシを用いて2分間の清掃を行った研究があります。

双方ともプラーク(汚れ)の除去、歯肉炎の減少に関して有効であることが示されましたが、

超音波歯ブラシの方がよりプラークの除去能が高いことがわかりました。

特に奥歯や歯と歯の間などの磨きにくい部位で顕著でした。

以前にも書いたように超音波歯ブラシは力がかかりすぎる危険性が高いことに注意しましょう。
また、歯ブラシでは磨けないという訳ではありませんので、必ずしも超音波歯ブラシである必要はありません。

副院長 梅津幹也
2020年10月23日 08:30

洗口剤の効果

洗口剤(例えばリステリンなど)はどの程度効果があるのでしょうか?

ある研究では、機械的清掃に加えて洗口剤により洗口を行った場合

健康な歯肉を有する部位が5倍、プラーク(汚れ)がない部位が7.8倍認められた。という報告があります。

また、全体的にみて歯肉炎の減少率は16%、プラーク付着部位の減少率は27.7%だったとのことです。

つまり、機械的清掃に加えて洗口剤による洗口を行うことで、健康歯肉を有する確率が増え、プラークの付着・歯肉炎が減少する。
ということがわかりました。

ここで重要なのは機械的清掃が必要だということです。機械的清掃とは歯科医院での清掃のことです。これをしないで洗口剤のみ行っても効果は保証されません。
歯周病の方が洗口剤のみで治るということはありませんので注意しましょう。

副院長 梅津幹也
2020年10月19日 08:30

歯ブラシとフロスはどちらから先に行う?

歯ブラシとフロスはどちらを先に行っているでしょうか?

結論から言うと、フロスを先に行うのが効率が良いという研究があります。

フロスから先に行うことで歯と歯の間の食片が押し出され、それらが歯ブラシによって効果的に除去される。
さらに歯ブラシ後のうがいは口の中にある残留物を除去するのに有効です。

副院長 梅津幹也
2020年10月17日 08:30

手用歯ブラシVS電動歯ブラシ

通常の手用歯ブラシと電動歯ブラシではどちらの方がプラーク(汚れ)が取れるでしょうか?

研究では電動歯ブラシの方がプラークを汚れを減少させる効果があると結論づけられています。

特に奥部や歯と歯の間など歯ブラシの届きにくい部分に関しては電動歯ブラシが効果的とされています。

ただし、電動歯ブラシの場合は通常の手用歯ブラシに比べて、歯や歯肉を傷つけてしまいやすいので注意が必要です。

副院長 梅津幹也
2020年09月26日 08:30

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