糖尿病の人は歯周病になりやすい
糖尿病の人は歯周病にかかりやすいことがわかっています。糖尿病によって免疫が下がっている体は、歯周病菌に抵抗する力も弱くなっています。なので、歯周病にかかりやすく、治りにくく、重症になりやすくなります。
しかも、治療が終わった後も再発しやすいので油断できません。
逆に糖尿病の人が重症の歯周病にかかっている場合に、糖尿病の検査値がなかなか下がらない傾向にあるということもわかっています。
そのような場合に、歯周病治療を行うと糖尿病が改善することが報告されており、糖尿病治療ガイドラインにおいても歯周治療が推奨されています。
副院長 梅津幹也
2020年07月02日 08:30