歯ブラシ③〜毛先の形状〜
毛先にはプラークを除去する役割と、歯磨材を歯面に到達させる役割があります。歯ブラシの毛先の形状にはラウンド毛、テーパード毛、先端極細毛などがあり、口腔内の状態に合わせた形状の選択が必要です。
ラウンド毛、テーパード毛、先端極細毛の順で毛の先端径が小さくなり、細かい部分に届きやすくなります。逆に先端径が大きいほど清掃効率は高くなります。
ラウンド毛:プラークが硬く厚い、着色が気になる人にオススメ
テーパード毛:歯肉の炎症が軽度〜中等度の人にオススメ。ラウンド毛と先端極細毛の中間の性質でバランスが取れてる。
先端極細毛:歯並びの悪い人、歯肉の炎症が強い人にオススメ。耐久性は低い。
次回は植毛形態に関してお話します。
副院長 梅津幹也
2020年08月22日 08:30