歯ブラシ⑤〜ヘッドの大きさ〜
ヘッドの大きさは、基本的に上の前歯2本分の幅(2cm程度)が目安です。(ヘッドとは歯ブラシの毛がついている部分のことです)
ヘッドの小さいものは口腔内に入れても異物感が少なく、操作性は良いのですが、歯面と接する面積が小さくなるため、ぶれると歯面に当たらないという欠点があります。
ブラッシング技術の安定している人や歯並びが乱れている人に向いてます。
一方、ヘッドの大きいものは歯面と接する面積が広いため、プラーク(汚れ)の除去効率は高くなります。ブラッシングに十分時間をかけられない人や高齢で手の動きが悪い人。清掃効率を優先したい人に向いています。しかし、操作性は悪いため奥など歯ブラシが届かない部分がでて、磨き残しがでやすいので注意が必要です。
副院長 梅津幹也
2020年08月25日 08:30