歯周病と医療費
デンソー健康保険組合は被保険者(従業員)7万人に対して15年間にわたる歯科・医科の相関分析を行い、次のようなことがわかりました。①歯周疾患の医療費はすべての診療科目別の医療費でもっとも多い。
②歯周疾患を持つ人は持たない人に比べて総医療費が17%高く、歯周疾患対策が全身の健康に深い関わりを持つ。
③歯周疾患のあるグループはないグループに比べて50歳以上では糖尿病の併発率は1,5倍高く、60歳代では4人に1人が糖尿病を併発していた。
④歯科を中心に口腔ケアを定期的、継続的にに推進したグループは15年後に総医療費が最大23%低減した一方、口腔ケアを推進しなかったグループの総医療費は24%増加した。
やはり、歯科での定期的な通院が重要ということがわかると思います。
副院長 梅津幹也
2020年09月11日 08:30