汐見台歯科医院(公式サイト)

宮城県七ヶ浜町で約40年。歯周病治療と感染予防の充実、患者様に寄り添う歯科医院。

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当院ではマウスピース矯正を行っています

マウスピース矯正とはワイヤーや金属を使わず、透明な装置を使う矯正治療です。

そのため、治療中も目立たず、食事の時や運動の時は外すこともできます。

当院では日本製のマウスピース型矯正装置を使用しており、コンピュータで歯の移動量を測定・解析してマウスピースを製作しています。

興味のある方は治療や費用に関してお気軽にご相談ください。
 
2020年08月29日 08:30

歯ブラシ⑥〜ネックについて〜

ネックとは歯ブラシの毛の部分(ヘッド)と持ち手(ハンドル)の間にある太さが細くなっている部分です。

ネックの形態には基本的にストレート、スリムロングネック、カーブがあります。

ストレートネックは標準型

スリムロングネックはネック部分が細く、長くなっています。そのため、口が開きにくい人や奥歯と頬の粘膜との間に歯ブラシを入れるスペースが少ない人にオススメです。

カーブネックはストレートネックに比べて毛先に力が伝わりにくいため、ブラッシング圧の強い人や歯の生え方が乱れている人にオススメです。また奥歯に届きやすくなっています。

副院長 梅津幹也
2020年08月27日 08:30

歯ブラシ⑤〜ヘッドの大きさ〜

ヘッドの大きさは、基本的に上の前歯2本分の幅(2cm程度)が目安です。
(ヘッドとは歯ブラシの毛がついている部分のことです)

ヘッドの小さいものは口腔内に入れても異物感が少なく、操作性は良いのですが、歯面と接する面積が小さくなるため、ぶれると歯面に当たらないという欠点があります。
ブラッシング技術の安定している人や歯並びが乱れている人に向いてます。

一方、ヘッドの大きいものは歯面と接する面積が広いため、プラーク(汚れ)の除去効率は高くなります。ブラッシングに十分時間をかけられない人や高齢で手の動きが悪い人。清掃効率を優先したい人に向いています。しかし、操作性は悪いため奥など歯ブラシが届かない部分がでて、磨き残しがでやすいので注意が必要です。

副院長 梅津幹也
2020年08月25日 08:30

歯ブラシ④〜植毛本数〜

植毛本数はブラッシング圧に関連します。

一般的な歯ブラシの植毛本数は500~800本程度で、本数が多くなるとブラッシング圧が分散して高くなり、清掃効率が向上しますが、細かい部分に到達しにくくなります。

逆に植毛本数は少なくなれば、ブラッシング圧は低くなり、細かい部分に到達しやすくなっています。つまり歯間に挿入しやすくなります。

植毛形態を変えることで(毛の長さや形態を変えて配列するなど)、清掃性や細かい部分に到達しやすくしているものもあります。

副院長 梅津幹也

 
2020年08月24日 08:30

歯ブラシ③〜毛先の形状〜

毛先にはプラークを除去する役割と、歯磨材を歯面に到達させる役割があります。

歯ブラシの毛先の形状にはラウンド毛、テーパード毛、先端極細毛などがあり、口腔内の状態に合わせた形状の選択が必要です。

ラウンド毛、テーパード毛、先端極細毛の順で毛の先端径が小さくなり、細かい部分に届きやすくなります。逆に先端径が大きいほど清掃効率は高くなります。

ラウンド毛:プラークが硬く厚い、着色が気になる人にオススメ

テーパード毛:歯肉の炎症が軽度〜中等度の人にオススメ。ラウンド毛と先端極細毛の中間の性質でバランスが取れてる。

先端極細毛:歯並びの悪い人、歯肉の炎症が強い人にオススメ。耐久性は低い。

次回は植毛形態に関してお話します。

副院長 梅津幹也
2020年08月22日 08:30

歯ブラシ②〜毛の太さ〜

細い毛は歯や歯肉への刺激が少なく、よくしなるので細い部分に届きやすいという利点があります。ただし、太い毛に比べるとプラーク(汚れ)除去の効率は低いため、使用する人がブラッシングに時間がかけられるのが条件になります。
歯肉の炎症が強い、知覚過敏がある、歯肉が薄い人にオススメです。

太い毛はプラーク除去効率は高いですが、細い部分に届きにくく、誤って使用すると、歯を磨耗させたり歯肉を傷つけてしまうことがあります。なので使用する人は歯科医師・歯科衛生士に指導してもらい使用するにが条件となります。
手指に力が入らない(高齢者など)、効率良くプラークを落としたい、着色が気になる人にオススメです。

次回は毛先の形状に関してお話します。

副院長 梅津幹也
2020年08月21日 08:30

歯ブラシ①〜毛の長さ〜

歯ブラシに関して今回は毛の長さに関してです。

市販されている多くは毛の長さが9~12mmのものです。

毛が長いと、よくしなり歯間部に入りやすいことが特徴です。狭いところには届きにくく、最後方歯には届きにくいのが欠点です。

毛が短いと、狭いところで動かしやすいので最後方歯に届きやすいです。また、小児だけではなく、口が大きく開かない人や子供に向いています。しかし毛先のしなりがすくないため、細かく歯ブラシの向きや角度を調整する必要があります。

次回は毛の太さに関してお話していきます。

副院長 梅津幹也
2020年08月20日 08:30

歯ブラシの交換時期

歯ブラシの裏側からみて毛が広がって見えたり弾力性が落ちたら替え時です。

毛先が開いた歯ブラシと新しい歯ブラシの汚れ落ちの違いを調べた研究では、毛先が開いた歯ブラシは約4割汚れが落ちづらいことがわかりました。

効率よく汚れを落とすために目安として『1ヶ月に一度』を歯ブラシを交換する目安としてみましょう。

副院長 梅津幹也
2020年08月18日 08:30

砂糖の歩んできた道②

日本にサトウキビは中国から入り、奄美大島などで栽培されてました。

薩摩藩は奄美の農民からすべて買い上げ、他へ売ることを許可しませんでした。砂糖を大阪の堺に運べば10倍の値段で売れました。

江戸城内でも砂糖が最大の贅沢品で徳川14代将軍の家茂も大好物でした。家茂は21歳でなくなりましたが、31本中30本がむし歯でした。

ただ、サトウキビで得たお金で薩摩藩は軍艦や商船を買い、造船や鉄鋼の近代的な工場を建て欧米へ留学生を派遣しました。これにより財力得て軍事の強化をできたため、この後に起きる薩英戦争にて勝利することができ、これにより日本は明治維新への道を歩み始めます。

現在の日本の繁栄があるほは奄美の砂糖のおかげとも言えるかもしれません。

副院長 梅津幹也
2020年08月17日 08:30

砂糖の歩んできた道①

サトウキビの原産地は太平洋南部のニューギニアです。そこからインドを渡り、中東を通じてヨーロッパに伝わりました。

それまでヨーロッパには砂糖はなく、ハチミツや果実しかありませんでした。なので砂糖は権力者や大金持ちだけが手に入る貴重品でした。ふんだんに食べることが富の証でした。結婚式に白くて甘いウエディングケーキが出るのはその名残です。

砂糖は誰もが欲しがるので買い手は無限にあります。だから、大量に作れば、世界中の富が手に入ります。サトウキビは最初、温暖な地中海の島々で栽培を始めましたが、土地だ狭く地中の栄養分が取られて荒れてしまいました。そこで、土地を求めて大西洋を渡って行きました。

16世紀にはポルトガルがブラジルを植民地とし、砂糖の栽培を始め世界市場を独占、17世紀にはオランダがカリブ海の島々で砂糖を作り、のちにイギリスも後を追いました。
(この頃安価な労働力を得るために西アフリカから奴隷を連れてきて過酷な労働をさせており、イギリスはアメリカ南部で綿花の栽培を奴隷にさせ、本国で綿織物を製造しました。これが産業革命のきっかけとなります。)

こうしてポルトガルやオランダ、イギリスは巨万の富を手に入れ、イギリスでは紅茶に砂糖を入れて飲みことが上流階級の証でした。

次回に続く

副院長 梅津幹也
2020年08月12日 08:30

汐見台歯科医院

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