歯磨き粉はいつ使う?
フッ化物(フッ素)が配合された歯磨き粉は、より長時間口腔内に保持することがむし歯の予防に重要です。歯磨き粉を使って歯ブラシをしている時が最も唾液中にフッ化物が多く、歯ブラシ後のうがいや唾液の流失などで、どんどん減少していきます。
そのため歯磨き粉はより使用回数を増やした方が有効です。また寝ている時は唾液の流失量が少ないので口腔内に長時間フッ化物が維持されやすくなるため、就寝前に使用すればさらに効果的です。
副院長 梅津幹也
宮城県七ヶ浜町で約40年。歯周病治療と感染予防の充実、患者様に寄り添う歯科医院。
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世界中の多くの国において販売されている歯磨き粉の約 90%以上にフッ素(フッ化物)が配合されており、むし歯予防の効果が認められています。
2017 年3月17日より上限 1,500ppm(0.15%)のフッ化物を配合する歯磨き粉が厚生労働省より認可されました。その理由として 1,500ppm が国際基準になっており、フッ素濃度が高い方がむし歯予防効果は高く、指示されている使用量を守れば安全であることが科学的に証明されているからです。
しかし、6 歳未満の子どもには 1,000ppm 以上の高濃度のフッ化物配合歯磨き粉の使用は控えることが厚生労働省から通知されています。
具体的には
6ヶ月〜2歳:500ppm
3〜5歳:500ppm
6~14歳:1000ppm
15歳以上:1000〜1500ppm
が推奨され、就寝前の使用がより効果的です。
歯磨き粉を使用して歯を磨いた後は、少量の水ですすぎ、その水を吐き出しますが、うがいができない、誤って飲み込んでしまう可能性がある低年齢の子供に関しては、特に使用量に配慮しましょう。
参考文献
日本口腔衛生学会フッ化物応用委員会編:う蝕予防の実際 フッ化物局所 応用実施マニュアル,社会保険研究所,2017
副院長 梅津幹也
CTとは?
CTとはコンピューター断層撮影(computer tomography)の略で、X線とコンピューターにより、体の断面を輪切りの状態(断面画像)で見れるようにする装置です。
断面画像からは、体の各臓器の形態、大きさ、位置などを確認することができます。すべての歯科医院がCT検査を行っているわけではありません。
CT検査の必要性
CT検査を行うことで、インプラント治療や通常の歯科治療である埋伏歯抜去なども、埋伏歯と歯根周辺の骨の状態を正確に把握することができます。
また、歯周病の進行状態の診断にも力を発揮し、より安全で無理のない治療が受けられます。
しかし、通常の歯科用X線装置では2 次元画像(平面の画像)しか得られず、歯の状況、症状や経験に基づいた診断・治療が行われています。
多くの場合で保険適用となっています。
副院長 梅津幹也
まずは、第1章の地域歯科保健推進における成人歯科健康診査の役割から説明していきます。
つまり、何で歯科で定期的に診てもらう必要があるの?ということです。
・口は食べること、話すこと、笑うことの役目を担っているので口が元気でないと毎日の生活が潤わない。
汐見台歯科医院
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