汐見台歯科医院(公式サイト)

宮城県七ヶ浜町で約40年。歯周病治療と感染予防の充実、患者様に寄り添う歯科医院。

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砂糖と代用糖との上手な付き合い方

砂糖はむし歯を誘発する食品です。また、前回にもあったように、糖尿病や肥満などの生活習慣病のリスク因子でもあります。

しかし、砂糖を控えるように指導しても限界があり、効果がでにくいこともあります。

毎日の食生活のなかですべての砂糖を代用糖に置き換えるのではなく、要所で代用糖を上手に利用することがポイントになってきます。

代用糖とは砂糖を制限したい人のために、砂糖の代わりとして開発された甘味料です。代用糖は大きく分けると、単糖類、オリゴ糖、糖アルコールの3つに分かれます。

この中でむし歯の原因にならないものは糖アルコールやオリゴ糖に分類される糖類です。
(糖アルコールとしては、キシリトール、ソルビトールやマルチトールがあります)

特にキシリトールはTV、CMなどにより国民に広く浸透しています。次回はキシリトールに関して説明していきます。

副院長 梅津幹也
2020年07月21日 08:30

WHOの砂糖摂取の勧告

砂糖の摂取がむし歯に影響することは以前にお話してます。

また世界的にも肥満や2型糖尿病が増えており、その現状を打開するために
WHOは成人も子どもも、果物、野菜、牛乳由来の糖分を除いて、1日の糖分摂取を総摂取エネルギー量の10%未満に減らすように勧告しています。さらに5%未満にしたり、1日あたり約25グラム(ティースプーン6杯)に抑えると、さらに健康によいこと、砂糖含有の飲食物に消費は3回の食事を含めて1日に4回までに制限することを推奨しています。

成人の一般的な1日の消費カロリーは、男性で約2500kcal、女性で約2000kcalと言われています。個人差はありますが、平均して2000kcalだとすると、その10%の砂糖量は50gとなり。半分を3度の食事で摂取すると、嗜好品としての限度量は25gとなります。

この量は甘いものが大好きな人には『それしかダメなの?』という量です。今は多くの嗜好品が1パッケージ、1缶にこれ以上の砂糖が含まれることが多く、賢い食品選択と食べるにしても全部食べきらないなど食べ方の知恵が必要になります。

副院長 梅津幹也
2020年07月20日 08:30

むし歯のリスクは人により異なる

むし歯のなりやすさを、私たちは『う蝕リスク』と呼んでいます。

リスクが低ければ、基本的な予防法で良いのですが、リスクが高い人は、他の人よりも予防に力を入れなくてはなりません。

しかし、リスクの高い人にすべて同じような方法を行えば良いとい訳でもありません。

リスクを高めている要因は人によって異なりますので、それぞれの人に合わせたアプローチが必要です。

例えば、砂糖のたくさん入っものをたくさん食べることが原因の人もいれば、スポーツドリンクなどの飲料を頻回に摂取したことが原因の人もいるため、
対処方法がそれぞれで違ってきます。


副院長 梅津幹也
2020年07月18日 08:30

ミラクルデンチャーの紹介

ミラクルデンチャーとはどういうものなのか?
下記URLより動画がみれます。

https://youtu.be/7-ffLVzDbwQ
2020年07月18日 08:30

フッ素を効果的に使う

ブラッシング(歯磨き)をする際は再石灰化を促進させるためにフッ化物入り歯磨剤を使いましょう。

磨き方としてはイエテボリ法がおすすめです。(NHK ためしてガッテンでも紹介されました)

①フッ化物入り歯磨剤を2cmつける(3~5才では5mm、6~14才では1cm、15才以上では2cmが目安)
②口腔内全体に広がるように2分間ブラッシング
③泡を吐き出さずに10ccほどの水を口に含む(手のひらですくったくらい)
④30秒間、泡と水を口の中で混ぜ合わせ、歯と歯の間を行き来させるようにしてから吐き出す
うがいはせず、2時間は飲食しない。就寝前のブラッシングの場合はそのまま就寝する

寝ているときは唾液の分泌量が減りますので特に寝る前のブラッシングは重要です。

副院長 梅津幹也
2020年07月17日 08:30

規則正しい食生活でむし歯予防

歯ブラシでお口の中の細菌を取り除くことは大切ですが、細菌をゼロにすることはできません。

残った細菌にエサを与えれば、また増えてしまいます。

食生活からむし歯の予防をするポイントは
①砂糖の量
②飲食回数
③時間
④何を食べるか?

の4つです。

まずは間食の回数を減らしてみましょう。回数が減れば自然と量も減っていきます。

次に時間を決めて、ダラダラと長時間食事をしないようにしましょう。

おやつはお口の中から早くなくなるものを選びましょう。ガムやアメ、スナック菓子などはお口の中に残りやすいため要注意です。

スポーツドリンク、野菜ジュース、缶コーヒーなどには意外に糖が含まれていることがあるのでこれも注意しましょう。

どうしても、回数を減らせないときは、キシリトールなどの代用糖を使ったノンシュガーのお菓子にしましょう。

副院長 梅津幹也
2020年07月16日 08:30

むし歯は予防できる

むし歯の基本的は予防方法は3つです。
  ①むし歯菌のエサとなる砂糖を減らすこと
 ②歯磨きでむし歯菌を減らすこと
 ③フッ化物を使用してはを強くすること


歯科医院では上記の②、③を定期的に来院して行うことを奨めていますが、①はできません。
スポーツドリンクや缶コーヒー、果物にも含まれる糖分にも注意してください。

具体的には間食の回数を減らした規則正しい食生活と、1日2〜3回の食後の寝る前のフッ化物入り歯磨き剤を使ったブラッシングを心がけましょう。

副院長 梅津幹也
2020年07月14日 08:30

むし歯のできる仕組み

歯の表面についたプラーク(汚れ)の中のむし歯菌は、砂糖などの炭水化物を分解して酸を作ります。

その酸によってプラークの中、つまり歯の表面は酸性になり、カルシウムが溶け出します。これを『脱灰』といいます。

酸は唾液の作用によりち中和され、再びカルシウムが歯の表面に戻ります。これを『再石灰化』といいます。

歯の表面では常にこの脱灰と再石灰化が繰り返されています。

頻繁に砂糖などを摂り続けていると脱灰が進み、再石灰化が追いつかなくなり、歯の表面に穴が開いてむし歯ができます。

むし歯菌がいればすぐにむし歯になる訳ではなく、むし歯菌のエサとなる砂糖や炭水化物があり、時間が経過することで初めてむし歯ができます。

つまり、むし歯は生活習慣が大きく関与していると言うことができます。

副院長 梅津幹也
2020年07月13日 08:30

唾液量を増やすには?

口腔乾燥の治療として、治療方法は原因により異なります。そのため、自分の口腔乾燥の原因が何なのかを明確にすることが治療の第一歩となります。

日常生活に支障をきたすほどの状態であれば、早めに口腔外科や歯科、ドライマウス外来を受診し、適切な治療が必要なこともあります。その後は原因に応じて、婦人科や循環器内科、眼科など、他の医科との連携のもと治療が進められます。

ここでは日頃から行える口腔乾燥の予防法をご紹介します。

・こまめな水分補給
 唾液の大半は水分です。つまり、水分不足に陥ると唾液が生成されませんので、こまめな水分補給を心掛けることが大切です。
・キシリトールガムを噛む
 ガムを噛んで唾液腺を刺激することは、唾液の分泌促進につながります。なお、ガムはキシリトール配合のものを選ぶようにし、虫歯予防にも配慮しましょう。
・唾液腺マッサージ
 唾液を生成している唾液腺をマッサージし。直接刺激することで唾液の分泌が促されます。
・鼻呼吸を意識する
 口呼吸の原因はさまざまですが、普段から意識して鼻呼吸を心掛けることも、口腔乾燥を防ぐ上で重要なことです。

副院長 梅津幹也
2020年07月11日 08:30

唾液が減る(口腔乾燥の)原因

唾液が減る原因は様々あります。

①緊張・ストレス
 緊張やストレスにさらされると、交感神経が優位となり唾液の分泌量が減少します。さらに、粘液性の唾液が分泌されるため、口腔内が乾燥しやすくなります。 
 反対にリラックスした環境下においては、唾液の量が増え、サラサラとした唾液が多く分泌されるようになります。
②口呼吸
 副鼻腔炎(蓄膿症)やアレルギー性鼻炎による鼻づまり、アデノイド肥大、歯並びの乱れなどによる影響で口呼吸をしていると、口腔内が乾燥しやすくなります。
③薬の副作用
 抗うつ剤や鎮痛剤、抗ヒスタミン薬など、薬の中には副作用として口渇(唾液が減る)が現れる薬があります。
④放射線治療による影響
 放射線治療を行う際、唾液を分泌する唾液腺組織が破壊されて唾液の分泌が正常に行われなくなることがあります。
⑤口腔周囲の筋力の低下
 唾液を分泌する唾液腺は噛むことにより刺激されます。年齢を重ねるごとに口周りの筋力は低下し、噛む力も衰えてくると、唾液の分泌がスムーズに行われなくなります。
⑥加齢
 加齢による筋力低下や唾液をつくる細胞が集まった唾液腺組織の活動が低下してしまうことがあります。
⑦その他の疾患
 難病指定されている自己免疫疾患のシェーグレン症候群や更年期障害、腎不全、糖尿病など、何らかの疾患の一症状として口腔乾燥が引き起こされる場合もあります。 

副院長 梅津幹也
2020年07月10日 08:30

汐見台歯科医院

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